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研究室紹介

当講座は昭和 58年 4月に開講しましたので、平成25年の時点で30歳という節目を迎えました。開講当時は前教授の伊崎公徳先生を含めてわずか6名からのスタートでしたが、その後入局者は着実に増え、今日までに在籍した精神科医は100余名にのぼります。まだまだ小さな講座ですが、福井県下を中心とした精神医療の多くが同門によって担われています。そのこともあって講座の特筆すべき点として、地域の精神科病院、総合病院をはじめ様々な医療機関とのネットワークがきわめて良好で、「互いに顔のみえる医療環境」に恵まれており、診療以外にも教育や研究面で緊密に連携をとりあっていることがあげられます。
研究面では精神疾患のニューロイメージングや精神生理学的・薬理学的な分野での臨床および基礎研究を進めており、最先端の情報を世界に向けて発信しているものと自負しています。また、診療面でも、気分障害や不安障害などの一般的な精神科診療に加えて、児童青年期の精神医療、睡眠障害、てんかん、物忘れ、リエゾンや緩和医療、など専門性に基づく多様な研修ができるように活発な臨床活動を行なっています。これまでも、アスペルガー障害の病態や治療の研究に携わってきましたが、「子どものこころの発達研究センター」に続いて、平成23年10月からは、「子どものこころ診療科」も開設され、これに伴って発達障害を中心とした児童青年期の診療にも更に力を注いでいます。
教育にも力を入れており、教え伝えることで相互の研鑽が推進されるとの考えに立って、講座全体で研修指導にあたっています。とくに患者や家族の方々のみならず、指導医や臨床研修医などの医療スタッフ、さらには学生も含めた周囲との関係性の中で研鑽を深めるという点で、教育の場としての大学のもつ意義をあらためて感じています。そして豊かな自然に恵まれていることから、多彩な趣味をもちスポーツ愛好家の多い講座でもあり、互いの個性を大切にしつつ、家族的な雰囲気の中で日々の診療に取り組んでいます。臨床・研究をさらに発展させるためにも、若い力を求めています。研修を希望される方、心からお待ちしています。研修の具体的な内容、研究・診療面についての詳細は、是非このホームページを参考にしていただければ幸いです。